ブレーキオイルの残量点検はしっかりと!

今回は安全走行に必須といえるブレーキオイルの確認や交換について。

ブレーキオイルの残量点検


ディスクブレーキは油圧によって作動しているため、オイルが減ると正常に作動しなくなります。このため、マスターシリンダーには、ブレーキオイルを溜めるリザーブタンクと呼ばれる部品が取付けられています。

ブレーキオイルの残量は、このリザーブタンクの目盛りで点検します。リザーブタンクを水平にし、オイルがロアレベル以下であればブレーキオイルを補充します。

ただし、通常ブレーキオイルはあまり減少しません。もし、オイルが減っているようであれば、オイルを補充する前に、ブレーキパッドの残呈と各部からのオイル漏れがないか点検しましょう。

ブレーキオイルの残量点検ロワーレベル以下なら、ブレーキオイルを補充する。 またもとのオイルの銘柄がわからない場合は、一度オイルを完全に抜いてから新しいオイルを入れます。

ブレーキオイルはプラスチック部品やオイルシールなどのゴム製品、また塗装面を損傷させます。他の部分に付着した場合は、すぐに水で洗い流してください。

また、ブレーキオイルは吸水性があります。長期間空気に触れていると性能が低下します。補充後はすぐにリザーブタンクのキャップを閉めてください。また、オイルが残った場合は保存に注意してください。

ブレーキホース本体やキャリパーなどの結合部には、ブレーキ時高い圧力がかかります。ホースの表面や、マスターシリンダーやキャリバーとの結合部分にヒビ割れや損傷、膨らみがないか、オイル漏れはないか点検します。

ブレーキ本体のチェック


ドラムブレーキの場合、ロッド類にも曲がりなどがないか点検します。

ホイールと共に高速で回転し、ブレーキパッドやシューを押しつけて制動力を発生させるディスクプレートやブレーキドラムは、ブレーキをかけると非常に高温になります。メーカーはこのようなことは十分に考慮していますが、転
倒による損傷や長期間の使用による熱によって変形が発生する場合があります。

ディスクプレートやブレーキドラムが変形した場合、ホイールを持ち上げて空転させると部分的にブレーキパッドやシューと接触したりします。ひどくなればブレーキ時にレバーやペダルの握り代が歪みに合わせて変化します。

また、ブレーキを掛けるとパッドやシューの摩擦材が減りますが、同時にディスクプレートやドラムも減ってきます。このため、定期的にディスクやドラムの厚みや振れ具合、キズなどの損傷がないかノギスやマイクロメーターで点検しましょう。

ブレーキパッドの交換方法は、ブレーキキャリパーの構造によって若干異なります。

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