ブレーキパッド交換手順その2

引き続き、ブレーキパッドの交換についてお伝えします。

ブレーキパッド交換手順


ブレーキキャリパーに内蔵されたピストンが飛び出すため、絶対に握らないようにしましょう。ブレーキキャリパー取外し時、レバーに洗濯バサミをはさんでおけば、誤ってブレーキレバーを握ることを防止できます。

パッドにはビビリ音や食いつき防止のためにシムが組付けられています。組付け方向を間違えないようにしましょう。

また取付ける時は、最後はトルクレンチで締め付けトルクを確認しましょう。

ブレーキシューの交換

ドラムブレーキのブレーキシューの交換は、ホイールハブ部と一体になったブレーキドラム内にブレーキシューがあるため、ホイールを取外さなくてはなりません。

ブレーキワイヤーやトルクロッドを取外してホイールを車体から外すと、ブレーキドラムの側面にブタをするような形でバックプレートが付いています。バックプレートには、2枚のブレーキシューやシューを動かすカム、スプリングなどが組付けられています。

ブレーキシューの取外し

ブレーキシューは、テンションスプリングによって両端をアンカーピンとカムにはめられているだけです。ブレーキシューの取外しは、少し力がいるかも知れませんが、シューをバックから浮かすようにすると取外せる。

ブレーキシューの点検


取外したシューの厚みを測定します。サービスマニュアル記載の使用限度を超える場合は新品と交換します。シューを交換する場合、テンションスプリングも新品に交換します。

ブレーキシューの取付け

ブレーキシューの取付けは、片側のシューを先に取付け、もう片側を後から押さえつけるようにして組み付けます。ブレーキシュー取付け後、取外しと逆の手順でホイールを取付けます。

また、ドラム内面に円周状に細かなスジが入ったような段付き摩耗があれば、サンドベーパーで均しておきましょう。ただし摩耗がひどい場合やドラムの厚みが少ない場合は新品と交換します。

ブレーキシューとバックプレートとの接触箇所にはブレーキグリスを少量塗っておきましょう。ドラムブレーキは密閉されているので、ブレーキグリスを付けすぎると、ブレーキシユーの表面に付着してブレーキが効かなくなる恐れがあります。

ブレーキオイルのエア抜き・交換

ブレーキホースを交換したり、バイクを転倒させたりすると、リザーブタンクの隙間などの空気がブレーキホースの中に入り込んで、ブレーキレバーを握ってもグニャグニャしたタッチになり、高温になるとブレーキが効かなくなることがあります。

また、ブレーキオイルは長期間使用していると、空気中の水分を吸収したり、ブレーキの摩擦熱によって劣化します。このため、ブレーキ オイルは定期的に交換しなければなりません。

ブレーキのエア抜きには、リザーブタンクのブタを外すためのドライバーや、ブレーキキャリパーオイルを抜くオイルブリーダーを緩めるメガネレンチ、補充用のブレーキオイル、オイルブリーダーの直径にあった透明なビニールチューブ、オイルを受ける空きカンやトレイなどが必要です。

エア抜きは通常、二人で行ないます。

-人がブレーキレバーやペダルを操作しながらリザーブタンクにオイルを補充し、もう一人がキャリパーのオイルブリーダーをレバーやベダルの動作を行うのが基本です。

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